認定NPO法人 ぐるーぷ藤
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お元気ですか

理事長コラムNo. 88
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 新しい年を迎えましたが、皆さまつつがなくお過ごしでしょうか。先日、藤沢市庁舎完成の記念式典に参加してまいりました。吹き抜けのある空間はゆとりも感じられ、屋上庭園や展望デッキは市民の憩いの場所になると思われました。緊急・災害時にも対応できるヘリコプターのホバリングスペースが設置されています。また、キッズスペースが設けられ、さまざまな年代に配慮が行き届いていると感じました。ただ一つ残念なことは、色彩が乏しいことでした。せめてエレベーターホールに階ごとの色分けがあると高齢者にもわかりやすくホッとする空間造りにもなったと思われます。

 

 いよいよ今年は介護と医療の同時改定の年です。財務省からは厳しい意見が出ていましたが、介護はプラス改定になりそうで少しホッとしています。しかしホームヘルパーに50時間研修という新たな資格を作るなど、介護の質にもかかわる内容も盛り込まれています。4月まで経過を見守りたいです。

 


 本年度の海外研修はスイスに行ってきました。公的に運営されている高齢者のふれあいの場や兵役免除の若者のボランティアを受け入れているデイサービス。そして吹き抜けやカラフルな色彩に囲まれた高齢者住宅等見学しました。認知症の高齢者が、やさしい雰囲気のおしゃれなティータイムを過ごしていて、とても居心地の良い空間でした。

 

 振り返ると、福祉の助け合いを始め26年、その内の足掛け20年くらいにわたり海外の福祉施設を見て回りました。20年くらい前は北欧モデルが最先端の福祉で初めて「スウェーデン・デンマーク」を訪ねた時の衝撃は忘れられません。個人の尊厳の尊重に始まり施設の部屋の広さ充実したケア、素敵なテーブルセッティング等々、そのすべてが驚きでした。私たちはとても近づけないと感じました。まだまだ勉強しなければいけない、たくさんの国の福祉を見て回ろうと決めました。そこには本当に多くの学びや気付きがありました。しかし、日本に介護保険制度や障がい者支援法の仕組みが整い始め、少しずつですが認知症の方や、障がいのある方も含め個人の意思が尊重され始めました。

 

 私自身は今回のスイス研修で一区切りをつけようと思いました。日本の福祉はそんなに遅れてはいない。しかしまだまだ改革していかなければならない。新しい仕組みも必要でしょう。自分が信じた道を精一杯進んで行くことを新年の初めに考えた次第です。今年もよろしくお願い致します。

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